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TECHTRON CUTTER
 弊社切断装置は、最大1,500mmストロークの切断加工フルサイズ原板を10枚重ねで切断可能なACS-1500NCIIIに、シンプルな機構によるカットソー
 として長年幅広い基板切断に貢献しているWCS-1300A、それらを補助する多彩なオプション機能をラインナップしております。















SAW
オートカットソー
最大1,500mmストロークの加工、ガラエポフルサイズ原板を10枚重ねで自動切断します
手動コーナトリミングマシン
銅張積層基板切断後の
4コーナをRトリミング加工する事で
後工程のトラブルを防止します。
ワイドカットソー
シンプルな機構によるカットソーとして
幅広い基板の加工をカバーしています。
パネルセッター
作業者の負担を軽減し、スリキズを防止します。

機械と刃物の性能を引き出すことで最適な切断を得ることが可能

簡単操作で高精度切断が可能

プリント基板材料の原板から製品寸法に切断するための設備として、シャーリング、スリッターがありますが、切断寸法のセット替えが煩雑で時間がかかる、切断面の絶縁確保のため後工程処理が必要、異なる種類のワーク(材質、厚さ)への対応が難しい、安全性の確保、作業効率・生産性の向上の確保などの理由により、現在最も多く利用されている設備として鋸刃による切断機がある。
ショーダテクトロンが製造・販売するオートカットソーACS-1500NCⅢは、鋸刃による切断機であり、容易な操作で被切断材料に対して最適条件で加工することが可能な高精度切断設備として、材料メーカーからエッチャーまで幅広く利用されています。
作業者は最大1,500mm×1,500mmの原板を25mmまで重ねることができ、必要な切断寸法を入力するだけで、機械は一旦ワークを機械内に持ち込み、その後必要寸法に切断したワークを順次排出する。入力するデータは、仕上がり寸法だけで良いため煩雑な計算を必要としません。

最適切断を得るための工夫

鋸刃切断設備に最も期待される性能は切断面の絶縁と後工程の簡素化にあります。当社はこれらの要求を満足するために、機械剛性から主軸精度の向上、さらには専用刃物を開発することで、多層基板に使用される銅箔18-36ミクロン、総厚0.1mm-0.06mmという内層材の絶縁層を確保することができました。またバリの無い良好な切断面を得ることで、後工程での面取り処理を必要とせず生産工程の簡素化にも貢献しています。

その他、加工データの入力を容易にした画面操作は60種類の切断パターンを記憶することが可能であり、オプションの記憶装置によりさらに多くの切断パターンを格納することができる。あえてパソコン制御を避けることで、操作ミスによる制御装置の停止など不安定要素を無くし、短時間に操作画面を起動させています。

ワークチャックとシンクロして動作する送材ベルトにより加工中も擦り傷の発生は無く、エアフローティングテーブルは擦り傷だけでなくワーク投入、取り出し作業も容易にしている。さらに密閉度の向上で優れた集塵性能と遮音性を実現したほか、CEに準拠した設計は作業者へ高い安全性を確保しています。

ACS-1500NCⅢの主な仕様

切断可能寸法 :最大1,500mm×1,500mm

最小 200mm× 200mm

切断重ね厚さ :最大25mm

新素材への対応とランニングコストの低減

今後さらに電子機器の大容量高速化が進み、基板の高機能化が飛躍的に進むことで高周波回路基板、フレキシブル基板の高精度切断への要求が高まると予想されます。また同時にランニングコストの大幅な削減は利益確保への絶対条件とされています。当社は刃物と機械を総合的に評価できるメーカーとして、他社にはできない同時開発を進めることで、最適な切断条件とユーザのランニングコスト削減をサポートします。